住宅の中の有害物質

Share on Facebook
[`tweetmeme` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 住宅の中の有害物質

■有害物質の種類 
住宅の中の有害物質は、次の様に分類されます。

 

1. ガス状物質:  

CO2、CO、ホルムアルデヒド、有機化合物(含農薬)、窒素・硫黄酸化物、オゾン、ラドン 等

 

2. 無機粒子・繊維状物質: ガラス繊維、アスベスト、重金属 等
3. 有機粒子状物質: 花粉、カビ、粉塵 等
4. 微生物・細菌類: バクテリア、細菌、ウイルス、ダニ 等

■建築材料に起因する有害物質
この中で特に、住宅の材料に起因するものとして、次のようなものがあります。

ペンキの溶剤 トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、ノナン、デカン
水性ニスの溶剤 アセトン、ISO-プロピルアルコール、n-ブタノール
ラッカーの溶剤 トルエン、キシレン、酢酸ブチル、n-ブタノール
ビニルクロスの可塑剤 フタル酸エステル系(DBP、DOP)、リン酸トリクレシル(TCP)
壁紙類の難燃加工材 リン酸トリエステル系(TBP、TCEP)
壁紙類接着剤溶剤 酢酸ブチル、n-ブタノール、トルエン、キシレン
木工用接着剤溶剤 酢酸メチル、酢酸ビニル、酢酸エチル
床ワックス トリメチルベンゼン、ブチルベンゼン、デカン、エチルトルエン、キシレン 等
畳の防虫加工剤 ナフタリン、フェニチオン、フェニトロチオン(スミチオン)、ダイアチノン
木材、土壌の防蟻剤 クロピリホス、S-421、ホキシム 他多数
輸入木材 臭化メチル(オゾン層破壊物質)、EDB(臭化エチレン)、MFP(フェニトロチオン)、マラソン混合油剤
家庭用殺虫剤、防虫剤、トイレの芳香剤

■特に注意すべき建築材料
中でも、今話題となっているのが、ホルムアルデヒド、有機化合物(含農薬)等の化学物質や農薬系の防虫・防腐剤です。

ホルムアルデヒド(CH2O)  合成樹脂や接着剤に含まれています。したがって、接着剤を使う合板や、クロスやカーペットを貼る接着剤にも使われています。

接着剤の中でホルムアルデヒドが多く含まれているのは、ユリア樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系です。

人体に与える症状としては、目や鼻への刺激、涙、咳、呼吸困難、喘息、ひどい場合には死亡することもあります。また、アレルギー誘因物質ともなり、発癌性物質にもなるとされています。

揮発性有機化合物(VOC)  多くの種類(脂肪族、芳香族の炭化水素、塩素化炭化水素、各種ケトン類、アルデヒド類 等)があります。

共通の症状として精神興奮、倦怠感、頭痛、めまい、吐き気、食欲減退、息切れ、動悸、手足のしびれ等の中毒症状を引き起こし、重度の場合は小脳麻痺によって死亡することもあるそうです。

農薬系防腐・防虫・シロアリ駆除剤  畳や土台などの木材の防腐・防虫や床下の土壌処理用防蟻剤として、フェニトロチオン(スミチオン)、フェニチオン(バイジット)等の有機リン系の殺虫剤が使われています。

現在一般に流通している藁入りの本畳には、農薬による防虫処理が行われています。

床下のシロアリ駆除剤は、木材に塗布や加圧注入され、床下の土壌にも注入されることがあります。

合板にも、接着剤に添加されることがあります。

Comments are closed.