杭芯の確認

現場打ち合わせで、杭芯の確認を行った。
そう、小さな住宅なのだが、杭基礎とした。
鉄骨の3階建てだが、屋根・外壁をガリバリウム鋼板とし、軽い建物としている。従って、地盤改良でも充分に耐力は出せそうなのだが、多少コストはかかるが、信頼性を優先した。
敷地が狭く、隣地に近接した位地に杭を打つため、特殊なものになる。これもコストアップの要因となる。
隣地には10年前に建てられた、ALCの鉄骨3階建てが建っているが、杭は打っていない(多分地盤改良はしていると思うが)。
それでも杭を打ちたかった。
ボーリングによる地盤調査(他にコストのかからない方法もあるのだが、これも信頼性を優先した)から、水位が高いことが分かっている。地震時に液状化する可能性も否定できない。支持地盤も深い。
建物は、見えないところにコストをかけるべき...と信じている。見えるところは、後から何とかなっても、見えないところは何ともならない。