大きなテーブルのある家 -図面-

– 図面 –

左側の隣家には親世帯が住んでいるので、大きな開口でつながりを持たせ、逆に、右側の壁には窓を付けず、閉じられた壁の印象を持たせています。使う素材も違います。

 

1階平面図
敷地の大きさは、4.09m×7.68mととても狭い。
ホールはシナ合板の衝立て3枚で2分割され、一部を収納として使用している。将来的にトイレとして利用できるように配管は済ませてある。

2階平面図
昼2階は広間ひと部屋とし、調理・食事・団欒など、家族の大凡のことは、この空間が使用される。
広いベランダが、広間の延長として家族の活動に利用されることを期待している。

3階平面図
子供室はホールの一角とすることで、孤立しないようにしつつ、隠れ家的な雰囲気を持たせることで、居心地の良さにも配慮した。

屋上平面図
トップライトのハッチを開けて屋上へ。少しいつもと違う雰囲気を味わえる。

南立面図
ベランダはエキスパンドメタルの手摺で囲まれており、道路側から見えにくくなっている。

北立面図
北側にも家事用のベランダがある。外壁は塗装されたガリバリウム鋼板。

西立面図
親世帯の住む住居に面していることから、大きな開口を持たせている。左側のトップライト付きのスチール製のガラスカーテンウォールは、室内の北側に採光を送り込むための物で、乳白色のシートが貼ってある。隣の建物が近接しているのが、そうした雑然とした感じは気にならない。

東立面図
東側は開口が一つもなく閉じられた感じとなっている。外壁はコンクリート系のパネル。