引き算の家、足し算の家

20.jpg夢いっぱいの家を考えていたのに、設計が進むに連れ、いつの間にか「ふつうの家」になってしまう...。

こういうことは、結構多いようです。

今では書籍やインターネットを利用して、かなり詳しい家づくりの情報を手に入れることができます。

「こういう材料を使うと病気になりやすい...」「こういう間取りだと子供が非行に走りやすい...」「こうするとお金持ちになれない...」など...一種のノウハウ本的なものもたくさんあります。

こういう本は、知識としてかなり優れた情報を与えてくれるのですが、これらの情報総てに合致するように...と考えると、と単に「ふつうの家」になってしまいます。

「ふつう」が悪いわけではなくて、それを望んで、自らの意志で作っていくのなら、それは素晴らしいことだと思います。

でも、あれもいけないこれもいけない...的にいろいろ切り捨てていった結果、「ふつう」になってしまった家は、果たして住んで楽しい家なのでしょうか。

[2002.12]

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