建築ジャーナル編集室

– 整理されたように見せる –

建築雑誌の編集会社「建築ジャーナル」改装デザイン。

編集のための様々な資料が、雑然としていたので、室内にある総てのものの計測を行うことからスタート。資料等の整理がしやすいように、収納を中心にデザインしている。低予算でもなんとかなる。

デスクカウンターと収納
既存のデスクの奥行きがバラバラであったため、統一感を持たせる為に、両サイドのデスクにオーバーラップさせる形でカウンターを設置した。そのおかげでバラバラの印象は弱まったと思う。

収納の大きさは、備品の大きさから割り出している。厚い棚板を使うなど大きな造型をすることで、細々としたものが置かれ際の雑然とした感じを弱めることを意図している。

ダークグレーとレッドのコントラストの強い色を使ったのも同様の理由からで、細々としたものが置かれ際の雑然とした感じを弱めることをねらった。

別角度から

ペーパーモック
いかにすっきり見せるか。いかに収納をとるか。
左側の彎曲した壁の左側の床をかさ上げし、下を収納にすることも検討。