フランク・ロイド・ライトは、19世紀末から、1950年代まで活躍したアメリカの建築家です。以前の帝国ホテル(現在は愛知県の明治村にあります)の設計者として日本でも有名です。
彼のスタイルは独自のもので、当時もてはやされていたモダニズムとはチョット距離をおいた存在でした。
彼の建築が紹介される時には、よく「有機的」という言葉が用いられます。「周りの風景と有機的に結びついた」とか「人の感性と有機的に結びついた」とか...。
構造に関しても自然から学んだと言います。
そんな彼が描いた未来都市を紹介しておきます。未来的(?)な建物の周りは田園です。なにやらキャベツらしきものまで描き込んであります。
昨日に続いて未来都市の紹介でした。(今日のは、なにやらホッとするでしょ?)
このドローイングは1958年に描かれたもので、翌年の4月9日に彼は亡くなっています。もうすぐ40回目の命日。
ライト関係のホームページへのリンクがありますので、よかったらこちらから