太陽と緑の道

1975年4月に、共和地区・長草地区のコミュニティの中心、共長公民館がオープンし、それにともなって様々なイベントが企画されていきました。

「太陽と緑の道」もその一つ。大晦日に共和・長草地区のお寺や神社を巡り、除夜の鐘を突いて初詣でをすることからはじまったそうです。公民館をスタートし、円通寺・長草天神を巡って戻ってくると、温かいぜんざいや甘酒が振る舞われたとか。

最近は、車の数が増え、夜間の歩行は危険だということで、中止されてしまいましたが、交通整理や指導を行う近隣住民のボランティアに支えられながら、現在、11月の「歩け歩け大会」に受け継がれています。

以前は...
緑と太陽と水で命のせんたく

長草の古地図には、御林と記入された広い地域があり、長草から木ノ山へかけて、尾張直轄の山林が、かなりあったと思われます。現在も、手入れの行き届いた果樹園や野菜畑の中に山林がみられます。

また、この地域は、長草大地、白 池など、多くの溜池が点在し、山林、農業緑地とともに、地域住民からは、「緑と太陽と水のある」憩の場、コミュニティの場として親しまれています。

長草の地名はながあ~い

木ノ山を通って、共和町追分地区へ抜ける道は、もと、東海道の先駆となった鎌倉街道の脇街道でした。追分けを西に分かれると、長草です。長い草が繁茂していたから、この名があるのだそうです。

出典:共長コミュニティ資料

皆でこの道のことを考えたら...もしかしたら...
誰もが安心して散策できる道になるかも知れません...

大府駅周辺のまちなみ

大府の街には歴史がない...とよく言われます。確かに目立った史跡はないかも知れません。でも、良く調べてみると多くの古窯や土器、中には古墳も発掘されているのです。ただ私たちが意識していないだけなのかも...と思ったりもします。

大府の駅前は、東海道線開通以前、武豊線開通後の、明治22~3年頃に遡ることができます。もちろん今の建物は昭和のものですが、その昭和の思い出さえも消えかかっていますよね。少し彎曲しながら繋がる店づくりに往時を忍ぶことができます。

意識して残そうとしない限り、歴史は築かれていかないのではないでしょうか。

もしかしたら...
とても
懐かしい街なのかもしれません。

大府という街

私の住む大府という街は、下のような特徴を持って、大きく変わっていこうとしています。

●名古屋まで10~15分という通勤圏でり、新たな分譲住宅・マンションが建設されている。
●それにともない、大規模ショッピングセンターやファーストフード店等の建設。
●第2東名/環状線の結節点として、道路拡幅・延長。
●その他、中部国際空港の影響、市町村合併協議、新駅建設論議などもあります。

これらの変化は、不況という社会状況下では、経済的には幸せなことですが、それ以外の部分では、いろいろ考える必要があります。

大府の街は、20年以上前から、独自のコミュニティー組織を持ち、活動を続けてきたようですが、近年の環境の変化に、既存コミュニティーが対応しきれず、自治会の参加率が低下し、活動も停滞気味になっています。多くの流入人口が予想される今後は、さらにこの傾向が加速されていくのではないかと懸念されています。

 私は、子供や家族と生活する場には、時代をこえて共有していける「場」が必要だと考えます。そのためには、生活する場の風景は、緩やかであるべきで、場合によっては、変わらない部分も必要だと考えます。

人が風景によって得る共通感覚は、家族だけでなく、地域に住む人達の考え方のベースになっていくはずです。あまりに急な風景の変化は、地域と結びついた個人の考え方のベースを失わせ、家族や地域社会との共感を抱きにくくしてしまいます。

こうした風景を残していくためには、様々な知恵や手法が必要です。より広い世代や様々な環境の人に共感を得られるやりかたを、考えていかなければなりません。グループホームや保育室、今回提案した食のイベントや食の広場などもその一つかもしれません。また、現有財産の掘り起こしも必要です。駅前の時代に取り残された町並みや古びた散策ルート、汚いため池や用水などは、視点を変えることで大きな財産になりうるものだと考えています。

そしてもっとも大事なことは、一緒に考えてくれるよき仲間です。こうした考えを共有できる人達との接点を持ち、勉強会を開くことから始めたいと思います。

豊田高専で「計画論」

私が1997年から、豊田高専で「計画論」を教える際、できるだけ実践的なものをとりあげたいと考え、バリアフリーと街づくりをとりあげました。

バリアフリー1998
豊田への提案1999
バリアフリー2000

街づくりについて

ここでは、街づくりに対するかかわりを紹介していこうというものです。まだ始まったばかりですが、活動をできるだけ紹介していこうと考えています。

大府市は、現在のスタジオ・イカルスの所在地であr、私の生活の場でもあることから、関わっていきたいと考えました。

名古屋市栄5丁目は、私が教えにいっている専門学校があり、そこでの授業の中で街づくりの活動ができないかと考え、試行錯誤しながら進めているところです。

中区松原のクスノキの伐採問題は、新聞記事によって知り、「そんなバカな...」というところからスタートしました。

愛知県人にやさしい街づくりの講座で知り合った仲間達との活動も紹介できたらと思っています。

昨年まで教えていた「豊田高専(国立豊田高等工業専門学校)」では、「バリアフリー」と「豊田市への提案」をテーマに授業を行っていたので、それも一部紹介します。

愛知県大府市
JR大府駅前
太陽と緑の道
共和駅前フリーマーケット
共長コミュニティ 歩け歩け大会

名古屋市中区栄5丁目
栄5丁目探検
車椅子体験
地元の方の話
古い建物を利用しての街の活性化
災害と街
街づくりの手法・街づくりゲーム
街づくり
レポート提出・プレゼンテーション

名古屋市中区松原のクスノキ
現状
提案
背景

愛知県 人にやさしい街づくり
車椅子レポート
グループレポート/プレゼンテーション

豊田高専

その他
コラボ屋
限界耐力設計法
街の縁側
レスキューストックヤード 耐震診断
クニハウス訪問記
愛知県耐震診士
西批杷島町耐震診断講演

人間と環境 「自分を育んできた環境」

これらは、東京デザイナー学院名古屋校で、スペースデザインを勉強している学生に対する課題レポートです。

基本テーマは「人間と環境」で、自分達が育ってきた環境をふりかえり、それがどのように自分に影響を与えてきたのかを考えることで、自らの空間の原点を自覚していこう、というものです。

自分にとっての原点を明確にしてやることで、自分の身体に有機的に結びついた空間感覚が養われ、クライアントに対しても、その要求する座標位置が明確に把握でき、適切な空間提案を行うことができると考えています。

浅野 大輔 「両親」
朝山 克浩 「なぜ私は突っ走るのか?」
藤嶋 京子 「私に影響を与えた大口町での暮らしから」
平栗 尚子 「白川郷」
甲斐 君江 「わが家の行事」
草野 由紀子 「人間と自然」
前田 祥宏 「我」
三谷 真衣 「お父さんのへや」
辻坂 利香 「家の周りの環境・自然」
吉住 悦子 「自分の帰る場所 -田舎・故郷-」

建築・インテリア史 「自分の街の建築史」

これらのレポートは、「東京デザイナー学園 名古屋校」の「建築・デザイン史」の授業の冬休みの課題として制作されたものです。毎日生活していながら、意外と自分の街の事って知らないんですよね。でも、建築やインテリアって、生活の上に成り立っているわけですし、自分の生活している場と、無関係ではいられないはずです。そんなことからはじめたテーマです。

ご覧になって、一度自分の街について考えてみるのもよいのではないでしょうか。

『大府市』まちの由来
秋田純子
LOVELY 稲沢
渡辺亜紀
専修寺 高田本山
岩谷郁子
八事について
加藤尚子
常滑市 -私の住んでいる所-
鈴木幹久
岐阜県高山市(飛騨国分寺・高山陣屋)
住田あい
多度大社
羽木とき子
まなびやのとき -豊田市立高橋中学校史-
黒木正博
名古屋城下の住居
笹尾知佳
名古屋市・西区の史跡
大井ちさと

 

カラーイメージ

誰にでもできるカラーイメージデザインを紹介します。デザインイメージをを分かりやすく紹介するモデルとして制作しました。自分の身の回りのものを試してみて、今度は自分でインテリアを変えてみましょう。

目次
  1. 映画「ディーバ」の中の色
  2. 色の意味・・・ちょっと考えてみよう
  3. カラーイメージスケール
  4. なぜ こんなことができるのか...
  5. 当然、日本語(形容詞)の座標もある
  6. 相手にどういうイメージを抱かせるか...
  7. どういうライフスタイルを伝えているのか...
    (自分の意志に関係なく...)
  8. 商品の例
  9. 考えるヒント
  10. ケーススタディー
 


 

■映画「ディーバ」の中の色
警察署:黄色・・・暑さ/汗/臭い・・・/人間の発する熱/企み・・・
悟りの男:ブルー・・・(対照的/補色関係)涼しさ/冷静さ/的・・・

補色
:1つの色をジーっと見ていて、急に白い壁を見た時に見える色。
マンセル環の反対の色。
■色の意味・・・ちょっと考えてみよう
色のイメージ・・・こんな感じ
■カラーイメージスケール
日本色彩研究所  soft-hard/cool-warm の2軸からできている。
(2軸は、物事を分析する時の、とっかかり!
昔のボキャブラも2軸を使って、「笑い」を分析していた...)

単色だけでなく色の組み合わせも、分析できる。
■なぜ こんなことができるのか...
アンケート調査:色々な色を見せて座標化/言葉(形容詞)も座標化・・
組み合わせる
■当然、日本語(形容詞)の座標もある
■相手にどういうイメージを抱かせるか...
色でも形でも、言葉でも
商品イメージライフスタイルを伝えている
■どういうライフスタイルを伝えているのか..(自分の意志に関係なく...)
■商品の例
■考えるヒント
ブックストアの売り場...本の色
経営書/女性向け雑誌/コミック誌/情報誌/パソコン誌/車雑誌...趣味の幅_色の幅 etc

企業のマーク(コーポレートアイデンティティー)
銀行/精密機会メーカー/エンターテイメント系...etc

タバコのパッケージ
白の量の増加/ブルー・グリーンのパッケージ....健康・清潔感を意識?
JPSは黒...金色を使って高級感(昔から変わっていない)...一つの方向性
高級...

缶飲料の缶

黄色い缶コーヒー?...赤・青・黒はある...黄色は紅茶の色なのか...
ペプシコーラの青.....コカコーラの赤
青いポカリスエットの登場
赤黒のウーロン茶

ビールのビンの色

アルコール度とビンの色

食べ物と色

カラーイメージ ケーススタディ

身の回りのものを、カラーイメージスケールに合わせて分類した実例です。雑誌・広告・写真...いろいろなもので試してみましょう。

■ケース スタディー
ガ ム
国 旗
携帯電話
香 水
口 紅

住宅の中の有害物質

■有害物質の種類 
住宅の中の有害物質は、次の様に分類されます。

 

1. ガス状物質:  

CO2、CO、ホルムアルデヒド、有機化合物(含農薬)、窒素・硫黄酸化物、オゾン、ラドン 等

 

2. 無機粒子・繊維状物質: ガラス繊維、アスベスト、重金属 等
3. 有機粒子状物質: 花粉、カビ、粉塵 等
4. 微生物・細菌類: バクテリア、細菌、ウイルス、ダニ 等

■建築材料に起因する有害物質
この中で特に、住宅の材料に起因するものとして、次のようなものがあります。

ペンキの溶剤 トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、ノナン、デカン
水性ニスの溶剤 アセトン、ISO-プロピルアルコール、n-ブタノール
ラッカーの溶剤 トルエン、キシレン、酢酸ブチル、n-ブタノール
ビニルクロスの可塑剤 フタル酸エステル系(DBP、DOP)、リン酸トリクレシル(TCP)
壁紙類の難燃加工材 リン酸トリエステル系(TBP、TCEP)
壁紙類接着剤溶剤 酢酸ブチル、n-ブタノール、トルエン、キシレン
木工用接着剤溶剤 酢酸メチル、酢酸ビニル、酢酸エチル
床ワックス トリメチルベンゼン、ブチルベンゼン、デカン、エチルトルエン、キシレン 等
畳の防虫加工剤 ナフタリン、フェニチオン、フェニトロチオン(スミチオン)、ダイアチノン
木材、土壌の防蟻剤 クロピリホス、S-421、ホキシム 他多数
輸入木材 臭化メチル(オゾン層破壊物質)、EDB(臭化エチレン)、MFP(フェニトロチオン)、マラソン混合油剤
家庭用殺虫剤、防虫剤、トイレの芳香剤

■特に注意すべき建築材料
中でも、今話題となっているのが、ホルムアルデヒド、有機化合物(含農薬)等の化学物質や農薬系の防虫・防腐剤です。

ホルムアルデヒド(CH2O)  合成樹脂や接着剤に含まれています。したがって、接着剤を使う合板や、クロスやカーペットを貼る接着剤にも使われています。

接着剤の中でホルムアルデヒドが多く含まれているのは、ユリア樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系です。

人体に与える症状としては、目や鼻への刺激、涙、咳、呼吸困難、喘息、ひどい場合には死亡することもあります。また、アレルギー誘因物質ともなり、発癌性物質にもなるとされています。

揮発性有機化合物(VOC)  多くの種類(脂肪族、芳香族の炭化水素、塩素化炭化水素、各種ケトン類、アルデヒド類 等)があります。

共通の症状として精神興奮、倦怠感、頭痛、めまい、吐き気、食欲減退、息切れ、動悸、手足のしびれ等の中毒症状を引き起こし、重度の場合は小脳麻痺によって死亡することもあるそうです。

農薬系防腐・防虫・シロアリ駆除剤  畳や土台などの木材の防腐・防虫や床下の土壌処理用防蟻剤として、フェニトロチオン(スミチオン)、フェニチオン(バイジット)等の有機リン系の殺虫剤が使われています。

現在一般に流通している藁入りの本畳には、農薬による防虫処理が行われています。

床下のシロアリ駆除剤は、木材に塗布や加圧注入され、床下の土壌にも注入されることがあります。

合板にも、接着剤に添加されることがあります。

気密住宅の注意点

気密住宅の注意点

住宅金融公庫(では、床面積1�当たりのすき間面積が5.0�以下の住宅と定義しています。この時の自然換気回数は0.5回/h(1時間当たり0.5回の換気が、すき間風によってされる。ということ)として考えています。一般的にツーバイフォー工法や工業化住宅では、自然換気回数0.7回/h、それ以外の在来工法では1.0回/hであるので、すき間風による熱の損失(冷暖房の無駄)は、これらの工法に比べ、50~70%に減少することになります。

しかし、この場合、計画換気(強制的に換気設備によって行う換気)を行わないで、自然換気に頼ると、換気量が不足し、室内の空気が汚染されるとしています。

気密施工方法としては、基本的には、住宅全体を防湿気密層で覆うこととなる。具体的には次のとおりです。

■計画換気

換気の目的 気密住宅の空気質の確保、結露防止、臭い・汚染物質の排出等。
必要換気量 一人当たり30�/h、または換気回数 0.5回/hを目安とし、通年に渡り換気量を常時確保する必要がある。
換気計画 主要居室には新鮮空気を吸気。トイレ・浴室等の臭気・湿気が発生する空間から排気。
換気方法と留意点 気密性の高い住宅では、熱回収型第1種換気方法(同時給排気式)又は第3種換気方式(排気式)の採用が望ましい。